おいらーくブログ

29. 7月 2021 · 利用者さんに「教えて頂く」 はコメントを受け付けていません · Categories: 未分類

今回は、デイサービスセンターてんやわんや本町の四反田さんの報告です。

四反田さんの目線は、利用者さんお一人お一人 の今に焦点をあて

楽しみや喜びのを感じて頂けるための意志の湧き出しを狙って

仕掛けを考えている。

そんな気がする 報告書だといつも感じています。

ありがとうございます!

 

利用者さんは、人生の先輩です。

その大先輩に対し敬意をもって接するのは、我々デイサービスで働く者に限らず、介護に携わる者にとっては当然の事です。

利用者さんをひとまとまりにして、同じレクリエーションを集団で行う事は、これまで人生経験を豊富に積んできた利用者さんにとって、やはり抵抗があるのではないでしょうか。

個人行動を好みがちな男性利用者さんは、特にそう感じるのではないかと思います。

てんやわんや本町を利用されている利用者さんは、デイサービスの中で書道、麻雀、オセロ、百人一首、将棋等、その人個人の希望に合わせ、思い思いに自由に過ごされています。

ここでIさんについてご紹介致します。

Iさんはいつも将棋を楽しみにしておられ、対戦する相手は将棋のルールが分かる職員が対応していました。ですが、毎回同じ職員ばかりではなく少し気分を変えてみようと、全くルールの分からない職員と対戦してもらい、駒の動かし方から全て、Iさんに教えて頂きながら対戦を続ける取り組みを行いました。

 

「自分の得意なことを他人に教える活動」を行っている高齢者は幸福度が高い、という研究があるそうです。

この様に「教える」活動をしていると、「すごいですね」「ありがとう、勉強になりました」などと周囲から認められ、喜んでもらったり、感謝される機会が多くなることでしょう。

特に誰かの手助けがないと生活できない高齢者は、「当然できるはずのことができない」という無力感や喪失感、「自分が情けない」という感覚を持ってしまいがちです。このように自己肯定感が低い状態では、日々の暮らしにも幸せを感じにくくなってしまいます。しかし、特技などで人から尊敬され感謝されれば、自己肯定感が高まり、幸せを感じることができるはずです。

感謝されると、自分自身に価値があると思えるもの。そういった「教える」事に積極的に取り組んで頂くのは、自己肯定感を高めるとても効果的な方法ではないでしょうか。

「この駒は、こうは動かせないよ。」

「その駒を、そこに打ってみたらいいよ。」

Iさんの楽しそうな笑顔が大変印象的でした。

てんやわんや本町 四反田 将明

29. 6月 2021 · 北海道アームレスリングチャンピオンの今 はコメントを受け付けていません · Categories: 未分類

デイサービスにいらっしゃって、なにをしていいかわからない。なにもしたくない。のんびりしているだけでいいというような方がたまにいらっしゃり、好きな事を過ごしていただくのが私たちの醍醐味ではありますが、その方々に活動や楽しみを提供するのも私達デイサービスの仕事だと日々考えさせられます。

元々、活動に全く参加されず、デイサービスに来て、コーヒーだけ飲んでまったり過ごすだけだったYさん。

そのYさんに対し、DTの一環として、利用日には職員と腕相撲をされる時間を設けました。そうすることで活動への参加やお手伝いに拒否が強かったのに、最近では活発に活動されるようになりました。

その中でも一番気に入って参加していただいているのが、カラオケです。

こちらのYさんは元々アームレスリングの北海道チャンピオンという肩書きを持ちながらも、スナックを経営されていまして、お酒とカラオケは大好きです。

初めは乗り気ではなかったのですが、職員との会話をきっかけに一度カラオケに参加して以来、声かけをしなくてもカラオケルームの前を通るたびに寄っていっていただけるようになりました。

「何か歌いたい曲はありませんか?」と声をかけると「あんまり歌うのが得意じゃないんだよね。」とおっしゃりながらも、好きな歌手をお聞きすると八代亜紀とのこと。

初めは乗り気ではなかったはずが、マイクを持つとしっかりと歌いあげて他のご利用者さんも「上手いねー」と皆さん満足されている様子で他の曲のリクエストにもお応えするサービスぶり。

ご本人も緊張したとお話しされていましたが、とても満足された様子で、「また練習してみんなに聞かせなきゃね。」と笑ってお話されていました。

このようになかなか活動に参加できないようなご利用者さんの過去に行っていたことや、その人らしさを尊重して楽しんでいただくのが僕たちが大切にしている、ダイバーショナルセラピーです。

これからもYさんに自分らしさを感じながら、デイサービスでの生活がより良いものになるように、一緒に楽しみながら生活していただきたいと思います。

てんやわんや本町:小池

31. 5月 2021 · 「何もしたくない」という方へのアプローチ はコメントを受け付けていません · Categories: 未分類

今回は、おじさんのブログに初めて投稿していただいた

てんやわんや本町 介護員 水谷さんです。

利用者の後ろ姿に シャイな方であるけれども、「目的があると、頑張れる」「ゴールを示してくれると頑張れる」と言う

強い意思も強烈に感じるのは、おじさんだけでしょうか。

 

てんやわんや本町では、2週間に1度、業務を終えたスタッフが集まりミーティングを行っています。対応が難しいケースへの具体的なアプローチの方法を考えることも度々あり、職員の知識や経験を研鑽する非常に良い場となっております。

 

今回は、先日のミーティングでアプローチ方法を検討したTさんをご紹介します。

Tさんは一度てんやわんや本町に体験に来られたのですが、その時は、「何もしたくない」と我々職員の声掛けにもあまり応じて下さらず、結局、何もせず、帰られてしまいました。

家族の勧めもあり、利用される事になったのですが、我々スタッフからの活動の提案にも今一つ乗り気ではなく、ぼんやりと座っている事が多くなっていました。そこでスタッフミーティングで話合いを行いました。

 

「何かここに来る楽しみを見つけてもらえないだろうか」

「個別に活動を提供する内容を新たに構築出来ないだろうか」

 

Tさんのニーズを把握し、「好きな事」「「興味がある事」を中心に、個別に活動を提供する事と、既存のプログラムの有効活用をして行く事になりました。

 

デイサービスに到着すると、その日どの様に過ごすかをご自分で選んで頂き、予定ボードにプログラムの札を貼っていただきます。ご利用者様の個別性、自己選択、自己決定の機会を意図的に行って頂く為です。

Tさんにこの朝の予定立てを、職員が付き添いの元、立位で行って頂くよう声掛けをしました。そして、下肢筋力強化の為、平行棒を使った歩行訓練を提案させて頂きました。

すると、「目的があると、頑張れる」「ゴールを示してくれると頑張れる」と積極的に職員の声掛けに応じて頂ける様になり、この歩行訓練の他にも、マシーンを使った運動・段差昇降にも意欲的に取り組まれる様になりました。又、徐々に職員とも打ち解け、色々な話を聞かせて頂ける様になり、我々スタッフは、そこで初めてTさんは、「何もしたくない」のではなく自分の思いをストレートに表す事があまり出来ない、非常にシャイな方なのだなと気付く事が出来ました。

今では、身体を動かすだけでは無く、おいらーく認定の漢字検定のプリント、事務仕事にも熱心に取り組まれています。