今回は、てんやわんや本町 大山美紀代さんから報告です。
小山さんは、前職 介護付有料老人ホームで長らく勤務され、
デイサービスでの勤務は初めてです。
当初は、相当戸惑いと 特に
てんやわんや本町が職員の1日の歩数が15000歩からスター業務をすると
約20000歩歩くそうで、とても大変だったと思うのですが
よくぞここまで頑張りました!
ついに 報告書を掲載するまでになったのですね!!
昨年7月より異動でディサービス初経験の大山です。
宜しくお願いいたします。
「道しるべ」って何? 初めて聞く言葉で戸惑いましたが、先輩スタッフに聞くと利用者さんと行う「アセスメント」の事だったのです。
私もすぐに数名の利用者さんを受け持つことになり、15分~30分程度担当利用者さんの困っている事や、これからどうしたいのかを聞きました。
ファイルを抱えSさんの元に行くと「あー大山さんが担当か良かった」と言って頂けたのです。
聞き取りをしていると「何でも出来ているし、大丈夫!」と言うのです。「本当に困っていることはないのかな?」と思い、「どんな些細なことでも良いのですよ」と聞き方を変えてみました。そうすると「最近ペットボトルの蓋が手で開けられなくなって、ペンチを使っている。」と言われたのです。「えっ?ペンチ?」と思いました。
この方がペットボトルの蓋を手で開けられるようになる為には、どんなプログラムが必要なのかを考えた時、ハンドグリップを思い出しました。
提案すると、その日からハンドグリップでリハビリを始められました。
2回目の道しるべでは明らかに握力がつき、「ペットボトルを開けられる様になったんだ」「百均で買って家でもやっているよ」と笑顔で話されていました。
そして、今度は「呼吸が苦しいんだけど、何とかならないかな?」そう!!困っていたのです。
昔は階段を使ってフロアーを移動していた筈なのに、最近はエレベーターばかりを使っていたのは呼吸苦が有ったのです。
そこで私が提案したのは、健康トリムの風車(かざぐるま)です。早速始められました。その成果か「最近は呼吸が苦しい時も有るけど、雪かきも出来る様になって来たし無理しなければ階段も使えるよ」。「1日3回、風車やっているんだ。」と真剣に取り組まれています。
デイを利用している利用者さんは元気そうに見えますが、生活に何らかの躓きがあるからこそデイサービスを利用しているのだと痛感しました。その声を聞き逃さないのが「道しるべ」だったのです。
まだまだ勉強しなくては分からない事が沢山有りますが、1つでも多くの困ってる事を解決し、一年後の目標達成に近付ける様、お手伝いをしたいと思います。