おいらーく DT(ダイバージョナルセラピー)委員会では、毎月 おじさんのブログに
DTへの取組報告を掲載してくれるそうです。今回は、第1回目です。
今回の発表者は、DT委員会委員長です。
てんやわんや本町の職員紹介をリニューアルしました。
デイサービスの利用者さんが見て「興味を持つ」→「その内容を話題に接点を作る」→「会話を楽しむ」という流れを目指し、DT(ダイバージョナルセラピー)の視点で職員紹介を作成してみました。
職員紹介の項目は以下の通りです。
- 名前(旧姓)
- 干支
- 生まれ故郷 住んだ所 地名
- 学生時代の部活・やっていたこと
- 家族・ペット
- 私がうれしい 楽しいと思えること
こちらはDTでアセスメントする内容になります。
弊社は数年前から利用者さんに「意味のある楽しさ」を提供するDTを取り入れています。
意味のある楽しさを提供するには、ライフスタイル(自分らしさ)を把握すること「アセスメント」が重要になるのですが、DTのアセスメント項目を職員が知ることでDTを意識し利用者さんと関わりを持てるようになると考え職員紹介にその内容を入れています。
写真1
DTでは、利用者さんと関わるうえで五感への刺激を考えます。
五感への刺激がある方が、より効果的に印象を残すことができるからです。
そのため今回は、視覚的要素と触覚的要素を入れ、「触れて見る」職員紹介になっています。
触れて見ることで、興味を持っていただける。
そうなることで、次の「内容を話題に接点を作る」ステップに進むことができると考えています。
写真2
DTでは、DTの最も大切な仕事をその人が「好きなこと」「したいと思うこと」を、
最大限実現させるにはどうしたらよいかを考えること。
また、その人が「何かをしたい!」「もっと生きたい!」という意欲が持てるように、そのプロセスを作っていくこと。
としています。
今回の取り組みでも「会話を楽しむ」ところまでしっかりとアプローチを続けたいと思います。
デイサービスセンター夢のみずうみ村てんやわんや本町
岸本 英明