おいらーくブログ

29. 12月 2021 · 先輩に学ぶ(水先案内人) はコメントを受け付けていません · Categories: 未分類

てんやわんや本町 四反田 将明

 

現在、てんやわんや本町では、柴田第3事業部統括以下、花村副センター長を中心に9名の介護職員が利用者様に、より良い介護を提供すべく、日々業務に取り組んでおります。

お風呂場から始まったリニューアル工事もいよいよ完了し、一階にあった駐車場がレッドコード、ポパイ等の「運動のフロア」となり、二階が「癒しのフロア」、三階が「趣味のフロア」と大きく様変わりしました。

利用者様の動きも大きく変わり、我々職員も同様に、まだ慣れていない事もあってか、1階から3階の階段を、忙し気にバタバタと上ったり、下がったりの日々です。

個人的な話ですが、私がてんやわんや本町での勤務を始めてから、早いもので6年が経ち、もうすぐ7年目になろうとしています。

今回のリニューアルを機に、今までやって来た業務の見直しが必要な事が多々あり、少々戸惑っている所でありますが、その中でこのデイサービスで働き始めた頃の事を懐かしく思い出す事があります。

私にとって生活リハビリに関わる業務は大変苦労しました。特にパン教室、料理教室、おやつ作り、下ごしらえ、洗い物等です。

今まで、味噌汁ですら自分で作った事がありませんでした。

しかし、利用者様と共に作業を進める中で、「こうやるんだよ、かしてごらん」「この前こうしたら、上手に行ったよ」「このお兄ちゃん、出来ないから、みんな助けてあげて」等、親切に、又こっそりと教えて下さった方が沢山いました。多くの失敗をし、大切な材料を無駄にしてしまいましたが、利用者様に教わり、励まされ、時には尻を叩かれ、少しずつ少しずつ慣れて行く事が出来たのです。

 

今回紹介するのは、Nさんです。

今年の春頃から利用され、瞬く間に本町を気に入って下さり、今では我々職員以上に、職員らしい、頼もしい存在です。

利用してまだ日が浅い利用者様が、例えば巡礼の札所が分からず迷っているのを見ると、真っ先に声を掛けて下さったり、おぼん洗い、マグネット剥がし等の内職リハビリの進め方がまだ分からない利用者様にそのやり方を率先して教えて下さったり、本来職員がやらなければならない事を、率先してやって頂いております。これをてんやわんや本町では、PTA活動と言います。別名:水先案内人

 

利用者様は人生の先輩です。驚く程の知識を持ち経験をつんで来た方ばかりです。

これからも、山崎サブリーダーら若い職員と共に、利用者様から沢山学んで行けたらと思います。

コップの片づけをして下さるNさん。

昼食の準備をして下さるNさん。

洗い物をして下さるNさん。