おいらーくブログ

2013年は、巳年(みどし)へびさんです。へび年は油断できません!

おじさん的、2013年の介護に関する予測をしてみます。(鵜呑みにされてもおじさん責任はとれませんので、そこのところよろしく・・・です)

高齢者の住まい系事業は、競争が激しくなります。単純にサービス付高齢者住宅(以下:サ高住)や住宅型有料老人ホームだけでなく、介護付の施設(以下:特定施設)でも暗澹としてきます。

特に、札幌市が特別養護老人ホーム(以下:特養)を計画的に配備するようになるので、小規模多機能型居宅介護事業所(以下:小規模)の利用者さんの出入りも激しくなります。

故に、企業にとって、営業力は必須です。

また、住まい系の料金設定は、値下げ競争になります。へたをすると札幌でも、1ヶ月の家賃・管理費・食事代込みが新築で7万円台後半から8万円台前半もありそうです。

デイサービス(以下:デイ)では、お泊り機能や介護予防など以外では、特段の付加価値のないデイは、利用者さんが減少します。

訪問介護事業所は、住まい併設型の定期巡廻随時訪問介護看護事業所(以下:定隋介看)を持たない単独型は、試練の年になっていく年でしょうか。

そして、医療・介護・住まいの複合型施設でないと将来的には厳しいと感じています。

経営的には、介護報酬だけに頼らない、第2・第3の収入の柱を模索しない企業は淘汰されていきます。

と、おじさん2013年を見据えて考えました。

おいらーく、最初の居宅事業所「ヘルパーステーション 華」が平成24年12月31日をもって廃止届けをだします。

およそ9年間の歴史でした。

と、いっても豊生会の「ヘルパーステーション 虹」に生まれ変わるのです。

名前は変わっても所長をはじめケアする職員はほとんどが同じです。

キムタク主演のテレビ番組でも語っていましたが、名前よりもいかに利用者さんに良い物(ケア)を提供するかです。

おじさん、おいらーくに入社して最初の仕事がこの事業所の指定申請業務でした。

まったく介護保険を知らないおじさんにとっては、ハラハラドキドキの仕事でした。

以前に書いたと思いますが、プレハブでの立ち上げです。〇橋さん、〇〇柳さん、そして華のみなさん、再見(サイチェン)です。

再び会いましょうです。

ISOとは、International Organization for Standardization(国際標準化機構)のことで、その名の通り、国際的に標準となるという意味です。

ISO規格に沿って会社内にシステムを構築し、ISO審査機関の審査によって認証された状態を、ISO認証取得といいます。

おいらーくは、このISO9001の認証を取得しています。

簡単におじさん流にいわせていただくと、利用者さん・入居者さんそしてご家族さんへのサービスの向上と事故をいかに防止するかに力点をおいて毎年レベルアップを図る取り組みです。

その具体例として、

〇インシデント・アクシデント報告

〇苦情相談報告

〇是正措置報告

〇内部監査報告

等が日々各事業所から送られてきます。

おじさんの役割は、品質管理責任者として、内容の精査と再発防止や予防対策の指示です。

そして一番大事な仕事は、報告書を提出していただくことが、おいらーくの質向上のために役立つことの認識を職員みんなが共有する社内風土創りです。

口でいうのは簡単ですが、日常業務をこなしながらも、職員みんなで情報の共有と原因の洗いだし、その改善の取り組みは、かなりハードなものです。おいらーくの職員月に1枚を目標に取り組む姿に頭が下がります。

ですが、このひとつひとつの取り組みが事故防止とサービス向上につながるが故に、来年もISO認証を取得する意義だと考えております。

また、インシデント・アクシデントには、事故報告だけでなく事故防止のための取り組みでしたり、予防対策も提案されています。

では、とある事業所のインシデント・アクシデントの1例をご覧ください。