おいらーくブログ

 これが現物の写真です。

約9年前にできた最初のわがプレハブ事務所は、横幅270cm、縦450cm。工事現場にあるような物です。

一応トイレ、台所はついていて、湯沸し器もついているのですが、トイレは汲み取り式、冬の暖房は、灯油の反射式ストーブ1台。

夏にはおじさんの机は西向きなので、3時頃からの西陽がもろにあたってそれは大変な環境でしたが、DIYで買ってきた1台2,500円の扇風機(金額までしっかり覚えております)でしのぎ、時には老人保健施設で購入した氷柱(ここの老健も冷房はこの頃なかったようです)をおすそ分けしていただき暑さをしのいだ次第です。

でも、ここはおじさんの秘密基地。トップと新規事業を考え、営業しと夢を語り挫折と歓喜の10ヶ月を過ごしました。

 また、わがプレハブ事務所は、法人の駐車場内にあるため、始業時・終業時など法人のみなさんが『いったいこいつは、ここで何をやっているのだろうと』うさんくさい顔でとおりすぎるのを、カーテンのすきまから垣間見ながら、それでもおじさんウキウキとパソコンをたたいて事業計画を組んでいました。今でもその頃にもどりたいと心から思っているのです。

てなわけで、会社の生い立ちや開設当時の状況を書いてみました。

これからこのブログで、当社の職員の活躍や失敗談などを書き始めてたいと思います。

第1弾は、

有限会社 おいらーく Oさんの事例発表をここに掲載しょうとおもいます。

次回をお楽しみに!

おいらーくのホームページを少しでも見ていただきたく、そのひとつのツール(道具)として、介護をとおして、おいらーくの中のなんとも味わいのある職員や利用者さんを紹介できればと無粋で語彙(ごい)のすくないおじさんではありますが、日々の活動や事例発表等をとおして知っていただけたらと筆をとる次第です。 

弊社(かた苦しいのでこれからは、当社と書かせてもらいます)は、すくなからず介護系関連の事業所を札幌市東区で展開しているのですが、実際に事業を増やしてきたのは、ここ8年~9年でして、そのころは、事務所といってもある法人の駐車場にプレハブの倉庫があったのを月1万円でお借りして事務所にしたのです。

ですから、職員を募集して、面接の人らしい方の車が我がプレハブの前まで来るのですが、この建物をみて面接に着た方の大半の人は廻れ右よろしく去ってしまうのです。(トホホ)

さすがに全員ではなはないので、新入社員になった方に面接時の感想を聞いてみたら、この会社で本当に大丈夫なのか、騙されてフィリッピン等に売り飛ばされないだろかとなどと思ったとか思わなかったとか。(でも、僕にとってはすばらしい事務所なのですが。)

その理由はおいおいに!

そのようなことで、当初は中々若手で未来のありそうな方がくるわけもなく、総じて介護おばちゃん(介護の世界は、女尊男卑)が多く、その方々がみんな現在の所長やホーム長になっているので、60歳以上管理職がとても多いのですよ。

ちなみに、来年65歳を皮切りに63歳4名 ホーム長3名、所長2名で、50歳後半はうようよですぞ!看護・介護員では70歳以上の方が何人も現役バリバリで動き回っておる次第です。中には、毎週休みになると北海道の山々を走破するかたもいるのです。(えらいこっちゃ)

まあ、このような方々のエピソードやすばらしい事例も交えて徒然なるままに日々のお話をと思います。

当社では、5年前から各事業所で毎年の目標を職員みんなでマインドマップ(これからはMMとします)を作ります。

ちなみに、マインドマップとは?

『マインドマップとは、私たちの頭脳の中で行われていることを、私たちの脳のやり方で目に見えるようにしてくれる思考ツールです。そのため記憶・整理(理解)・発想が格段にやりやすくなり、ひいては解決策を見つけ出したり、何かを実現して行くということがとてもやりやすくなります。』

詳しくは、http://mindmap.jp/000093.html

これを各事業所では、職員みんなが見える処に掲示し、読むのではなくビュジュアルで確認します。

当社本部のMMを掲載します。本部の平成24年度目標のメインブランチは、BRAKE THROUGH(前進・突破)です。またサブブランチには、CHANGE(挑戦)、THINK OVER(熟慮)、SPECIALIST(専門性)、KIZUNA(絆)として具体的な達成目標を絵にしていきます。この絵でわかるように、その時の本部メンバー6人が一丸となって同じOIRA-KU EXPという特急電車に乗って目標達成へと突き進むイメージです。見ただけで、やる気にさせてくれるMMだと思いませんか。

このMMの絵を担当している方が、実はおじさんのブログPROFILEでおじさんの姿イラスト作者であるS村さんです。(悲しいかなおじさん、実際にはこんなスマートでも笑顔が素敵でもありません)

 

この方は、絵に関してはプロでもセミプロでもありません。

専門は経理ですが、毎年の面談では微力ながら当社の広報にも参加していきたいと話していました。(大いに期待しておりますぞ!)

S村さん、おじさんとほぼ同時入社で本当に小さかった当社の事務を一人で支えてくれた同志でもあります。(文面から察すると、結構年配のイメージですが、まだ30代前半の見目麗しき方です。間違わないように願います!)

この方に最初であった時は、どこかの高貴なお嬢様のような風情でとても品のある方でしたが、おじさんを見る目がどこか冷たかったのを覚えています。(多分、本人は絶対そんなことはないと言うと思います)

S村さんの仕事は綿密で曖昧さをゆるさないので、おじさんのような雑な人間には本当にありがたく思うのですが、二人の性格の違いから当初は、よく言い合いをして、絶対おじさんとは長く仕事はできないと思ってたそうですが、いつのまにか8年が過ぎてました。

また、おじさんの姿を書いてくださったイラストからは、おじさんに対する思いやりがとても強くかんじます。

S村さん、これからも末永くよろしこ