おいらーくブログ

当社の管理栄養士さんから研修報告書が提出されました。

当社には、20代の管理栄養士さんが2名いるのですが、とても勉強好きで前向きです。(チョット天然の処はありますが)

特にすごいことには、管理栄養士の職務だけでなく、二人とも副ホーム長見習いとして入居者さんとのレクリェーション活動や細かなお世話などにも対応してくれています。(すごいでしょう!自慢です)

その一人の研修報告がとても興味をそそったので要約した内容を紹介します。

特に、おじさん食に対する興味は人一倍です。

「食事は自分への投資」には深くうなづきました。

 

『テーマ 超高齢化社会の食を見直す (講師:松村真澄氏・星澤幸子氏)』

①口腔内が酸化すると歯に悪影響があるし、肺炎球菌がつきやすくなる。

②食事で酢を摂った場合は、うがいすると良い。

③認知障害のある人への口腔ケアは歯が痛い、治療ができないとなる前の予防が大切。

④薬剤師は薬が歯に与える副作用の情報を出す、医師と歯科医師の連携が絶対必要。

⑤舌を動したり歌う事で脳内の血流が増える。舌が汚れている・乾燥していると味蕾で味を感じにくい。

⑥《がんにさせない食生活》発酵食品が良い・・醤油、味噌、納豆、手作りの漬物(市販は添加物多い)、食物繊維が良い・・人参、椎茸、れんこん、キャベツ、ブロッコリー、ごぼう、全体食が良い・・豆、小魚、玄米

⑦《食事時の水》水で流し込む事で噛む習慣がなくなる、胃酸がうすまる。

⑧《噛む》脳内の血流がめぐる、噛む事で胃腸に指令がいき準備が整う。

(感想)まず話に引き込まれました。どんな素晴らしい話を聞いても実践したいと思うようなきっかけを作れる人にならなければ意味がないと感じた。旬のもの、質の良いものを食べる、「食事は自分への投資、つけは必ず自分にくる」という考え方が参考になりました。

おじさん、ただ今首や肩がこってしょうがありません。

多分、目が悪いのに長時間パソコンの前で仕事をしているのと、運動不足からくるものと思われます。

これから、冬に向かっていて辛いのですが散歩なんぞも少ししなければと思っています。(三日坊主にならないようにガンバリマス)

ここで、おじさんなにを言いたいかというと、健康でないと人のモチベーションは著しくさがるものだということをとても強く思い知らされたことです。

肉体的にもそうですが精神的にもです。

これはリスク回避や事故防止にもつながる事です。

『笑う門には福きたる』と諺がありますが、逆に苦しい姿・暗い表情は、なにかそばにいる人を不快にするようです。

介護の世界でも利用者さんの『快』・『不快』をみつめなおすアセスメントが試みられます。

当社の代表がいつも明るく一歩前へとよくお話されていますが、笑顔を絶やさず、自分から前向きに行動することはとても大事なことだと痛感させられています。

これから、冬になるとインフルエンザやノロウィルスそして細菌性ウィルスなどへの対応で介護の世界ではより注意しなければならないことが多くなります。

自己管理しないでお年寄りの介護はつとまりません。おのおの方ゆだん召されるな!

おじさん先週の休みに、札幌近郊の町営温泉施設にいってきました。

浴場に入ると若い男性が、ジャージのすそをまくり、上は半袖のT-シャツで汗をながしながらなにやら動き回っています。

最初は、浴室の清掃の方なのかと思っていましたが、浴槽の縁に車イスがあり、お年寄りの方が手すりにつかまって黙って温泉につかっています。また、周りにも4~5人のお年寄りの方がいらっしゃいます。それで、この男性デイの職員でわざわざ外出レクで温泉につれてきて、入浴介助をしていることがわかりました。この町のデイサービスなのでしょうか。それとも札幌から来たのでしょうか。素晴らしい取り組みです。当社の職員にこの内容を話せねばと思っていました。

おじさん温泉を楽しんだ後、このレストランで昼食をとりました。そこでは、デイの利用者さんと職員の方もお弁当を食べていました。

が会話がはずんでいません。職員にも笑顔がありません。なにやら疲れている風情です。

たしかに大変なイベントです。利用者さんのためとセンター長や職員は一生懸命企画し頑張ったと思います。でも、職員が楽しんでいないと利用者さんも心から喜べないのではないでしょうか。

「仏作って魂入れず」とはこのことだなと感じて少し寂しい思いになりました。

おじさんも含め当社の職員も肝に銘じなければと思います。