デイサービスセンターてんやわんや本町では、
職員が持ち回りで利用者さん一人ひとりの思いを実現しようと
DT(ダイバージョン)に取り組んでいます。
今、二回り目で 今回の取り組み報告は この方です。
二十歳頃の写真
現在の写真
とても、大人のの女性になりました。 仕事に忙しく いまだに彼氏不在だそうです。
誰か、立候補しませんかね!?
今回は現在進行中のDTを投稿します。
元々「調理をやりたい」」という希望のあるAさん。
しかし、ご自宅で家族は「危なくて包丁は持たせられない」とのことで簡単な調理しかしていないという情報がありました。
今回はAさんに毎回下ごしらえで昼食のお味噌汁作りを依頼。中に入れる具材を切ってもらい、味付けまでしてもらう。というプロセスを考えました。
週に2回のご利用で、毎回継続して行うことで、Aさんからいつか、「今日は何のお味噌汁?」という声が聞かれたとき、ご自宅でも自信をもって調理をすることができるようになることがゴールと設定しました。
まず、初回の日。朝の予定立てで「お味噌汁作り」を依頼すると快く引き受けて下さいました。具材ははんぺんといんげんです。
Aさん「どうやって切ったらいいの?」
職員「このぐらいかな?もう少し小さい方がいいかな?」
Aさん「うん。もう少し小さい方がいいと思う。」
作業は順調に進み、包丁もスムーズに使うことができていました。
最後の味付けまで行い、洗い物をしているときに「こんなに作ったの初めて。ちょっと不安だったけどね」とお話されていました。
2回目。この日はラーメンだったため、お味噌汁作りはありませんでしたが、トッピングのねぎを切るのをお願いしました。
その後も、三つ葉やじゃがいもなど様々な具材を切っていますが少しずつ慣れてきて、自らどんな切り方がいいのかを考えて切って下さっています。
今のところAさんから「今日は何のお味噌汁?」という声は聞かれていませんが
いつかその日が来ることを願い、継続してお味噌汁作りをしていただきたいと思っています。
そしてゴールにたどり着いた時には、今までの取り組んでいる姿の写真をまとめご家族へ
Aさん 楽しみながら 頑張ってください!