新年度がスタートして1か月が過ぎようとしていますが、今年もまたデイサービスてんやわんや本町の取り組みを定期的にご紹介していきますのでよろしくお願いいたします。
今回は、陶芸と木工の取り組みを報告します。夢のみずうみ村は、その日の自分の行動をプログラムボードの時間枠にはり付けていきます。選択できるプログラムは、「カラオケ」「ドリル」「囲碁」「パン作り」「うたた寝」「麻雀」「百人一首」「気分しだい」・・・。メニューは盛りだくさんです。写真①のように一人ひとりが選択して一日の過ごし方を決めていただく、自己選択・自己決定方式を取り入れています。
写真①
写真①では陶芸・木工を選択している方はいません。やる方が限られてくる少数派のプログラムになります。今年度は、その方たちが毎週陶芸と木工を選択して参加できる環境を作りたいと思いアプローチしています。
木工については、まず利用者さんと作る物を決めます。写真②は、衣紋掛けですがこの衣紋掛けの上に帽子掛けを作ります。
写真②
参加している利用者さんによって継続するためのアプローチは変わってくるのですが、こちらの利用者さんは技術のある方なので、利用者さんの指定される材料の準備だけで、3週継続(完成)することができました。(写真③④⑤)
写真③
写真④
写真⑤
陶芸は、初めて作品を作るという方でしたので、毎週職員を配置しやり方を説明しながら行っています。現在は3つの作品を作り終えた所で、ご利用者さんからは「次は湯のみを作りたい」と陶芸を楽しみにしている発言もきかれるようになりました。(写真⑥)
写真⑥
利用者さんの意欲が途切れないよう今後も事前の準備・職員の配置をしっかりと行いたいと思います。
てんやわんや本町 岸本英明