家庭菜園収穫の時期がやってきました。てんやわんや本町も美味しそうな野菜が実ってきました。
去年もトマトを使ったおやつを提供していましたが、今年はピザを提供しようとバジル、ピーマン、ナス、トマトの苗を植えていました。
7月18日(土) ちょっと手入れが大雑把で利用者さんに「こんなんじゃ、もったいないよ。きちんとわき芽取らないとね。」とご指摘を受けながら、わき芽を取って頂きながら(笑)収穫しました。
7月20日(月) 車イスで早帰りのAさん。帰りの時間まであと30分、「コロナのせいで家族ともどこへも行けず、唯一外に出るのはデイサービスだけだわぁ。」「車イスの前は自宅で野菜や花の手入れをしていたけどねぇ。」何気ない会話の中から機転を利かした職員、30分枠芸人の仕事を10分で済ませ、スターに報告し急遽野菜の収穫へ。
こちらのナス・・・天狗のような鼻の可愛らしいおナスちゃんです。
短い時間でしたが、笑顔で「外の空気もたっぷり吸えたし、野菜も収穫できたし、ありがとう。」「来週はまだまだ収穫できそうだね。」Aさんの本町に通う楽しみ、意欲が増した瞬間でした。
ソースもミニトマトを使用して午前中に手作りし、午後からパン教室と共に生地を練って頂き、トッピングの野菜を切ったり、炒めたりして頂きました。
「そばを作っていたから生地はお手なもんよ。」「ピザって作ったことないから、楽しいね」などと楽しそうに会話されながら、手はしっかり動いている熟練された利用者さん達でした。
15時になり、出来立てホカホカのおやつを提供しました。
「何やら美味しい匂いに誘われてきたら、ピザ作っていたのかぁ。」
「凄い彩りがきれいだね~。」と嗅覚・視覚を刺激されておりました。
「どれにしようかな?大きいのにしよう。」
楽しそうに品定めする利用者さんもいれば、「ナスのあまり入ってない所にしようかな。」
既製品と比べて手作りはみんな違ってみんないいんです(笑)。
コロナの影響で色々とサービスも狭まっていますが、本町では職員一人一人が利用者さんの立場になって耳を傾け、連携して利用者さんの満足度を高めて行きたいと思います。
てんやわんや本町 高堂和美