おいらーくブログ

おいらーく各事業所で、最大の悩みのひとつに介護計画書の作成と介護記録の内容がその人その人の生活の様子やニーズ、身体状況が見えるものになっているかが課題になっています。そこで、このたび1回3時間で4回にわたり貝塚先生に指導を仰ぐ研修会を実施することになり、一昨日第1回目を開催する運びになりました。職員もこのテーマには関心が強く、夜6時半から9時半までの研修会に66名もの参加がありました。今回のテーマは、副題の内容ですが、どこにでもあることですが、アセスメントをしないで介護計画書だけがある事業所が多分にあるということです。また、介護計画があっても書類としてあるだけで、職員が熟知してないということが問題なのです。(当社も残念ながら、職員のレベルで天地の差があり、その質を向上するための研修会でもあります)

ここでおさらいですが、居宅ケアプランと介護計画書の違いを明確にしておかないといけないということを貝塚先生は説いておられます。

先生の言葉をお借りしますと、居宅ケアプランはサービス内容等についての方向性やサービス提供項目に関する指示等を示すことで良い。介護計画書は、その後、サービス事業者(訪問、通所事業者)がプラン実施のためのアセスメント及び計画書の作成をする。故に、居宅のアセスメントと介護計画のアセスメントでは、量も深みもおのずと違うという認識が必要だということでした。これらの詳細を知りたい方は、貝塚先生の著書が多数ございますのでご購読ください。

追伸:おじさん、資格だけはケアマネなのですが、今回の研修に参加し自分がいかに本質を捉えてないかが判りお恥ずかしい限りです。