おいらーくブログ

05. 9月 2018 · 第15期DTワーカー養成講座:研修報告 はコメントを受け付けていません · Categories: 未分類

今回は、

札幌で第15期DTワーカー養成講座が開催されており

おいらーくからは、12名が受講しております。

その受講生の報告を ご紹介します。

 

デイサービス夢のみずうみ村てんやわんや本町 介護職員 〇〇 舞さん

研修内容:ダイバージョナルセラピーとは、レジャー&ライフスタイル、スリープマネジメントについて

1日目は、まずDTについての基本と実践のプロセスについて学びました。
人は誰でも楽しむ権利を持っている。忙しいから入浴はなし、手が離せないからトイレにいけない、とはならないのと同じように、楽しむ権利がある。楽しめるように「考えること」、また職員も楽しく働けることがDTなのだと学びました。しかしみんなが同じ内容で楽しめるとは限らないので、一人一人のアセスメントを行い、個々に「チョイス」してもらえるように支援していくことが大切。
職員の対応方法によって、『天使にも悪魔にもなれる』という言葉が、心に響きました。

今の現場で、私と関わった利用者さんは心から楽しめているのか?心地よく過ごせているのか?考えさせられました。もし同じ状況になったときに、他の職員はどんな対応を取るのか、その対応で利用者さんはどんな反応、気持ちになるのか、どんな状況でも自分の言葉や態度が天使にも悪魔にもなってしまうということは、とても怖いと感じ、また責任があると感じました。

DTを実践する前に必ず行う、アセスメント。その中でよくない部分としてとらえてしまう「帰宅願望」がありますが、人は「自分の家に帰りたい」と思うのが当たり前だと話されていました。

これを問題行動ととるのか?本町でも帰宅願望がある利用者さんが数名いらっしゃいます。まずはその方の気持ちに寄り添うことが第一。そして気持ちを転換していただけるよう支援していきたいと思います。オーストラリアでは、QOLから『MOL』へ変化してきているとのこと。『生活の意味』を考えるということ。クオリティは達成、当たり前となってきているとのことでした。日本ではまだまだ達成できていなく、ますますDTを広めていかなければと感じました。

2日目は、DTにおけるレジャー&ライフスタイルについて学びました。
オーストラリアの施設では、ストレスを感じさせない、職員も心地よい職場づくりをされているとのことで、たくさんの写真のスライドから学びました。喫茶コーナーや映画の部屋は、本格的に作られており、施設を感じさせない街(コミュニティ)を作っている。

また、ガーデンには植物に水を上げれるようにじょうろがあり、待つ場所であるバス停があったり、帰宅願望がある方もそのガーデンへ行くと、「目的」ができて、自然と気持ちをそらすことができているんだと学びました。また認知症の方の周りには、何も置かなくなっていることが多くあるが、それが逆にストレスとなってしまう。手で物に触れることで触感を感じることができる。

本町はデイサービスなので、利用すること自体が社会への参加となっていますが、本格的な喫茶コーナーやバス停などはぜひ取り組んでみたいと思います。

次に大事なDTの要素として『チョイス』を学びました。高齢者はだんだん選ぶことをあきらめたり、その行動を忘れてしまっている場合もある。たくさんの中から選ぶ、2つの中からどちらかを選ぶ、『選ぶ』ことで自己実現・尊厳となる。実際に本町の活動の中でも、エプロンを自分で選ぶ、茶碗・コップを選ぶ、パンつくりに使うボール(何色にしようか?)朝、まず自分の座る椅子を見つけて自分で持ってくる、お風呂は何時に入ろうかと考える、などたくさんのチョイスがあると改めて実感しました。

今までは何気なくしていたことがDTだったんだ、と感動しました。

まだ研修は始まったばかりですが、まずはこの2日間で吸収したことを、現場で発揮し、他の職員へもどんどん広めていきたいと思います。

このような報告書が12名の方々から次々のあがってくると、

本当に 職員教育は大事だな・・・と 思います。