フリーアナウンサーの有賀さつきさんが先月30日に、都内の病院で死去していたことを各報道で知った。
本人の遺志で死因は明らかにされず、家族も突然の死と受け止めたが、本人は死期を悟っていたようだ。とのこと
有賀さんは病気を誰にも伝えず、闘病生活を送っていた。
残された人間に迷惑がかからないようにしていた。ただ、残される長女のことは最後まで気にかけていたという。
また、弊社においても ある事業所所長からメールで
A御老人の逝去の報の知らせがきた。
そのコメントには、
Drは、早くからAさんの状態の変化の度にご家族と話し合いを持ち、1月○○日からは透析治療を中止し看取体制となりました。
後半は殆どアイスクリームだけでの摂取で褥瘡の悪化も見られましたが、最後まで苦痛なく穏やかに旅立たれました。
透析治療を受けながら、精神科、皮膚科などの治療も常に必要とし、看護、介護面で、透析センターや在宅支援診療所との連携が如何に重要であるかを学ばせて頂いたケースでした。
とのこと。
有賀さんもAさんも自分で選択された死に向けた覚悟だったように思う。
そこに、何かおじさんにはまだまだわからないことではありますが
強い死生観を感じたのです。